夫が浮気をしているのではないか、
子どものことに無関心なのではないか、

その時の私は夫への不信感で
頭がごちゃごちゃになっていました。

夫は私より五歳年下、
三年前当時30歳、

私との結婚はできちゃった結婚だったので、
ずっと本当に愛されているのか、
どこかで疑ってしまっていました。

今となってはそんな疑惑を持ったことすら
申し訳ないと大反省と後悔していて
心を入れ換えて家族で幸せに生活をしていますが、

あのときの私は本当に弱りきっており、
そこに、つれいられる形である男性と関係を持ってしまったんです。

相手は気分転換に子どもを散歩させていた時に出会った
年上の男性です。

公園のベンチで
仕事の合間にお昼ご飯を食べていて、
子どもが近づいたのが
お話をするきっかけでした。

3度も偶然に出会ったことで、
私は心を開いて子どもを遊ばせながら
隣に座って話し込むことがありました。

連絡先なんて交換しなければよかったのに、
私は彼の優しさに甘えたくなり、

メールだけなら、
電話だけなら

と毎日連絡するのを楽しみにしてしまいました。

翌年子どもが幼稚園に入るようになると、

「会えますか?」

に対して断る理由を失ってしまいました。

私もずっと会いたい

と思っていた気持ちを隠していたのですが、
彼にはばれていたようです。

昼間に時間の融通が利く
配送の仕事をしているという彼は

私より五歳年上で、
とてもたよりがいがありました。

はじめは軽めに夫の愚痴なんかも
言っていたのですが、

いつしか本当に真剣に
夫のことを相談してしまっており、
会って話そうというのを
子どもを理由に断ってきました。

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久しぶりの再会でした。

会って優しく話を聞いてくれ、
車で人があまりいない場所に
駐車、助手席で頭を撫でられて、
肩にもたれかかって泣いてしまいました。

彼はそのまま私をホテルに連れていって、
優しく抱いてくれたんです。

夫だって浮気してるんだから、

と言い訳をして
その体を受け止めていました。

でも、夫は浮気なんてしていませんでした。

子どもが小学校にあがるまでに、
マイホームを持ちたいからと残業をしていたんです。
奇しくも夫も配送関係の仕事をしています。

かなりのハードスケジュールのため、
車の運転が危なっかしくなることを懸念して
帰宅できないことがあったようです。

年下ということ、
結婚してもらったというおかしな負い目のせいで、
夫の優しさを見誤っていました。

「びっくりした?」

なんて無邪気にいう夫に、
自分のしたことを後悔して、

夫が見つけ出してくれた
新しい土地に今すぐでも異動して
やり直したいと思いました。

浮気をした彼に電話で

「もう会えないし、会わない」

と告げると、
私には彼が舌打ちをしたように感じました。

それきり、二度と連絡もなく会ってもいません。
私は夫と子どもを一生愛し続けようと決めています。

体に刻まれた熱量、
仕草、表情がなかなか消し去ることが難しいのですが、

それでも、
過ちであったあの日のことはもう全部忘れよう、
なかったことにしようと葬りさってしまいたいです。

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